アサモンノデザイン

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Galaxy Z Fold3 レビュー 〜約2ヶ月使ってみて〜

デバイス

こんにちは、浅本(@asa_mo_n)です。

9月から10月6日まで韓国版を機内モードで利用し、
10月6日から au版をメイン機としてじっくりと利用しましたので、レビューをしたいと思います。

まず、手にしたら感動すること間違いなし

スマホとタブレットがあれば、Galaxy Z Fold3って不要なんじゃないか?
私も最初はそう思っていました。
しかし、全くそのようなことはありませんでした。
Galaxy Z Fold3 はポケットに入るスマホなわけですが、電車やバスに乗ったとき、都度バッグからタブレットを取り出して、利用する方はそう多くないと思います。

だからこそ、取り出しやすいスマートフォンを利用することが移動中は多くなると思います。

しかし、サッと使えるなら座席に座れたその瞬間から、たとえ2,3駅であっても大画面でコンテンツを楽しむ可能性はあるのではないでしょうか。
少なくとも私はすぐにそういった習慣になりました。

Galaxy Z Fold3のポイントはポケットサイズのスマートフォンでありながら、サッとタブレットサイズのディスプレイでコンテンツを楽しめることにあり、これは今までのスマートフォンとタブレットの組み合わせでは実現できなかった体験なのです。

重くて分厚い…それってスマートなのか?

Galaxy Harajukuで最初に触れたとき、分厚いし重いし、これはキツイ。そう感じました。
おそらく、購入を躊躇される方は展示機で同じ印象を持ったからという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ですが、初代Galaxy Z FoldやGalaxy Z Fold2を利用されているユーザーから根強い人気があるZ Foldシリーズ。
Z Fold3に対する高い評価があったこともあり、リセールバリューもそれほど悪くないので試しに購入してみた形です。

買ってみた結果、ジーンズ※のポケットにもしっかりと収まるし、閉じているときは重いけれど、横幅が狭いおかげでホールド性も高く、開いたときはタブレットよりも、非常に軽く感じるデバイスであることが分かりました。

つまり展示だけだととても分かりづらいデバイスで、普段の生活で使ってみるとかなりスマートだと気付くことが出来るのです。

※ ジーンズは3DスキャンオーダーメイドのSTAMPを愛用中

耐久性に不安はある?

不安が無いといえば嘘になりますが、Galaxyシリーズの耐久性の高さは信頼しています。

今回、日本でFelicaを搭載し、ミリ波に対応し、メイン機として使いたくなる形で投入されたのは、耐久性が圧倒的に向上し、一般的な使用に耐えられる確信があったためと推測しています。

もちろん、Galaxy Sシリーズと比較すると耐久性は劣ると感じますが、
壊れそうだなと思ったことはありません。

展示機で壊れているのはイタズラによるものだと思いますので、そこを理由にして過剰に耐久性に不安を感じる必要はないでしょう。

気に入っているポイントはどこ?

折りたたみ機能を活用するカメラ

カバーディスプレイでカメラを起動して、画面右上の「自分撮り」をタップすると、インカメラではなく、高画質なアウトカメラで自撮りをすることが可能です。もちろん、超広角レンズだって使えるので、大人数でセルフィーしたり、人と人の間隔をあけて写真を撮ることだって簡単です。

メインディスプレイの場合も便利です。画面右上のアイコンをタップすると、カバー画面プレビューがONになります。これがあると撮影者だけでなく、撮影される人もどういう風に写るか確認できるので、目を閉じちゃうということもなくなります。さらに、一番オススメなのは小さなお子さんがいらっしゃるご家庭です。
小さな子どもは自分自身が写っているのを見ると喜んでいい顔をしてくれることってありませんか?
少なくとも我が家ではそうなので、このスマホで撮るといい顔をしてくれます。
最高ですよ!

↓カメラの作例など、詳細は以下の記事をご覧ください!

(ミラーレス一眼も電子ビューファインダーを見ながらバリアングル液晶にも同じ様子を映し出してくれたらいいのにな…と思います。たぶん、こういう利用シーンを想定されていないと思いますが、かなり便利なので。)

明るくてとてもキレイなディスプレイ

Galaxy Z Fold3はカバーディスプレイもメインディスプレイもとても高品質です。
120Hzで滑らかですし、明るくて、発色もすごく良いです。
なので、Galaxy Z Fold3を人に見せると画面がすごくキレイだと言われます。
折りたたみスマホだからといって侮るなかれとアピールしたいポイントです!

タブレット級の大画面

折りたたみスマホなので当たり前ですが、これはもちろん気に入っています。
調べ物をスマートフォンでするのが苦手だった私もパソコンやタブレットを取り出さずにこのスマートフォンで解決することが多くなりました。
UNEXTやAmazon Prime、Yahoo!プレミアムなど、様々なサービスに雑誌読み放題が付帯していますが、全然利用できていないという方も多いはず。
Galaxy Z Fold3なら、そういった付帯サービスもたっぷり活用できるのでオススメです!

大音量のスピーカー

スピーカーの音量、とても大きいです。
特筆するようなキレイな音ではありませんが、音割れもなく、動画を見るのに最適です。
余談ですが、PayPayの音量設定を最大にすると、とても目立ちそうな音量でした笑

爆速のWi-Fi

我が家では、auひかり 10Gプランを利用しており、有線LANの場合、実測で下り6Gbpsほど出ています。
Wi-FiについてもWi-Fi6で8ストリームのため、理論的には最大4803Mbpsのスループットを出すことが可能です。

そんな中で、iPhone 13 Proは圧倒的に遅く、Galaxy Z Fold3は圧倒的に速い速度でした。
もちろん、同じSSIDへ接続し、同じ時間帯に同じテストサーバーを利用しています。

とても使いやすいUI

Galaxyシリーズを利用する大きな理由とも言える「One UI」
とても使いやすいので、個人的にはiPhoneやPixel以上に好きです。
痒いところに手が届き、ストレスを感じることが少ない、そんな魅力的なUIです。

イマイチだった点はどこ?

キーボードは標準じゃないと不便だけど、標準は日本語に弱い

Galaxy Z Fold3が特殊なスマホということもあり、カバーディスプレイ、メインディスプレイそれぞれでキーボードのレイアウトを変更したくなります。しかし、それに対応しているのが、標準キーボードのみ…。(おそらく)

キー配置などはとても使いやすい反面、日本語変換能力の低さゆえにとても非効率。

スマホ側でカバーディスプレイとメインディスプレイそれぞれに指定ができるようにする、であったり、Gboardなどサードパーティのキーボードアプリが折りたたみのように複数ディスプレイを搭載している前提で設定項目を用意していただくしか解決策はないように感じます。

これはメインスマホにする上でかなり痛い部分です。

カメラのスペックが低い

カメラの機能はとても素晴らしい、Galaxy Z Fold3。
ただし、カメラのスペックはフラッグシップモデルとは思えないものなのです。
画質は悪くはないけれど、最新のスマホと比べて明らかに見劣りします。
カメラがGalaxy S21 Ultraと同スペックであれば、圧倒的に強いスマホになれたのに…と残念な気持ちに。

日本向けのカラーバリエーション、シルバーがない

個人的に暗い色はあまり好きではなく、今回暗い色しかなかったことを残念に思っています。
ファントムシルバーはとてもキレイな色だったので、Z Fold4ではぜひ明るい色も日本に投入してほしいです。

ペンが内蔵型ではない

Galaxy Noteと違って内蔵型ではないGalaxy Z Fold3。
これはかなり痛かったです。Noteであれば自然とペンを使っていたような機会でも、ペンを利用する機会は圧倒的に少なくなりました。スマホとタブレットを持っていてもタブレットの利用頻度が減ってしまうように、ペンが内蔵されていないと全く利用することはなくなりました。
ケースに内蔵するというソリューションは持ちづらさに繋がってしまうので、最適解とは思えません。
ここもZ Fold4へ期待したいところです。

メインディスプレイの画面フィルムが苦手

カバーディスプレイの画面フィルムも苦手で剥がしましたが、メインディスプレイは剥がすことを非推奨とされているのでそのまま利用していますが、段差にホコリが付いたりして美しくないので結構悲しいポイントです。
やはりガラスと違って指紋がつきやすく、指すべりも劣るので、フィルムなしもしくはガラスフィルムへ改善してほしいところです。

買うべき?買わないべき?

ニーズが合うなら買うべきスマホです。万人受けはしません。
今ならリセールバリューも高いので、試しに買ってみて、気に入らなければ売るというのも良いのではないでしょうか。
折りたためばハイエンドのスマートフォンとして、開けばタブレットとして使えるとても魅力的なスマートフォンです。

最近は変化が少なかったスマートフォンですが、これなら大きな変化を感じられるはずです!


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