アサモンノデザイン

こんにちは、浅本（@asa_mo_n）です。
長らく更新できていなかった本ブログですが、
この投稿を機に、更新を再開します。これからもどうぞよろしくお願いします。

では、さっそく本題のレビューへ移りたいと思います。

どうしてこの比較をするのか

理由はシンプルです。
iPhone 13 Proはカメラの画質の良さを売りにしていますが、
Galaxy Z Fold3はカメラの画質というところに関しては特に売りにしていません。

しかしながら、メインのスマホとしてGalaxy Z Fold3を使うのであれば、
それなりに画質が良くないと困る…という方は多いかと思います。

であれば、両者を比較して、Galaxy Z Fold3のカメラの実力を確認しよう。
といった意味で今回は比較してまいります。

まずはカメラスペックを確認しましょう

iPhone 13 Pro とGalaxy Z Fold3を比較すると、
全体的にiPhone よりもハードウェア面で劣ることが分かります。

もちろん、Galaxy にもカメラにこだわっている Galaxy S21 Ultraという機種があり、それと比較すれば、Z Fold3のカメラスペックの低さが明確です。

（解像度, センサー名, 画素サイズ, センサーサイズ, F値の順に記載）

iPhone 13 Pro

• メイン（広角）：12MP, IMX703, 1.9μm, 1/1.66, ƒ1.5
• 超広角：12MP, IMX772, 1.0μm, ?, ƒ1.8
• 望遠：12MP, IMX713, 1.0μm, ?, ƒ2.8

Galaxy Z Fold3

• メイン（広角）：12MP, IMX555, 1.8μm, 1/1.76, ƒ1.8
• 超広角：12MP, IMX258, 1.12μm, 1/3.06, ƒ2.2
• 望遠：12MP, Hi-1337, 1.0μm, ?, ƒ2.4

なお、同じGalaxyでもカメラにこだわっているGalaxy S21 Ultraだと以下のようになり、全然違います。

• メイン（広角）：108MP, S5KHM3, 0.80 µm, 1/1.33, ƒ1.8
• 超広角：12MP, IMX563, 1.40 µm, 1/2.55, ƒ2.2
• 望遠：10MP, S5K3J1, 1.22 µm, 1/2.65, ƒ2.4
• スペースズーム：10MP, S5K3J1, 1.22 µm, 1/2.65, ƒ4.9

S21 Ultraでは、SONY製ではなく、Samsung製のセンサーが多用されています。

では、作例をご覧ください

ハードウェアスペックが高くないとして、どのレベルの写真が撮れるのか、見ていきましょう。

iPhone 13 ProはProRAWを活かしてこその機種だと思っているため、全作例でProRAWを現像しています。

対するGalaxy Z Fold3はプロモードで撮影すると利用するレンズが限定されるなどの制約があるため、JPG撮って出しの写真となります。

左側がGalaxy Z Fold3、右側がiPhone 13 Pro です。

（望遠の場合、Galaxyが2倍でiPhoneが3倍になるため、画角が変わります。ご了承ください。）

まとめ

いかがだったでしょうか。

iPhone 13 ProはApple ProRAWとハードウェアの性能の高さもあって、やはり綺麗だと思います。現像次第で自分自身が好みとする画作りに仕上げることができ、解像感も高い写りはスマホとして、とても素晴らしく感じます。しかしながら、夜になると変なフレアゴーストが発生しやすく、そこは惜しいですね。

対するGalaxy Z Fold3はプロモードやRAW撮影はiPhoneと比べ、使用しづらいためJPG撮って出しでチャレンジしましたが、なかなか綺麗だと思います。また変なフレアゴーストが発生していないのも良いポイントです。

画質で言えば、やはりGalaxy Z Fold3はiPhone 13 Proに劣りますが、
Galaxy Z Fold3は折りたたみスマホだからこそ、様々な撮影方法が利用できます。
このスマホにしか撮影できないであろう撮り方ができることを考慮すると、そこまで気になる画質の差ではないかと思います。

私も我が子を撮影する際に感じることとして、メインディスプレイで操作しつつ、リアディスプレイにもプレビューを表示できることで、子どもがいつも写真撮影をするときには見せない表情を見せてくれるのが購入後気付いた、Z Fold3の魅力です。

Galaxy Z Fold3は最高のカメラスマホではありませんが、全然撮影で困らないスマホです。
スマホ選びのご参考にしていただければ幸いです！