【レビュー】TP-Link Archer C5400 を使ってみて
こんにちは、浅本(@asa_mo_n)です。
2年ほど使用していたNEC Aterm WG2600HPがあまりの負荷が原因か何かで不安定になってしまったので、今回はTP-Link Archer C5400(以下、AC5400)を購入しました。本来はNETGEARのNighthawk R9000を購入予定でしたが、あまりにクチコミが悪い為、見送りました。
TP-LinkのAC5400を購入した理由は以下の通りです。
- TP-Linkは圧倒的にシェアが世界一。世界シェア45%以上。
- 1.4GHzのデュアルコアCPUと各周波数ごとにコプロセッサーを搭載していること
- トライバンドとMU-MIMOで複数デバイスを利用する場合でも快適である可能性が高いこと。
- スマートコネクトにより、2.4GHzと5.0GHzのSSIDを1つにまとめられること。
- 接続数が少ない場合の速度はバッファローのWSR-2533DHPが評判が良いですが、1GHzに満たないCPUなどスペック面が高くないことを考えると接続数が多くなった場合に厳しいと判断。
- クチコミの評判が良かったこと。
デザイン
本体サイズはそれなりに大きいです。ただ、NETGEARやASUSの無線LANルータを使ってきた人ならば普通のサイズ感だと思います。
やはりアンテナを8本搭載するデザインはなかなかワイルドですが、凄そうという印象を与えてくれるデザインです。
一応、好きなデザインでいうとシスコのアクセスポイントのようなデザインですが、無線LANルータにデザインはそんなに求めないです。
初期設定の簡単さ
非常に簡単です。ネットワークの知識はそれほどなくても大丈夫なレベルです。
「よく分からない場合はこちらを選んでください」といった表記もあったりして親切だなと感じました。細かく設定をしたい方には設定出来る状態を提供し、よく分からないという方には簡単に使える状態を提供しています。
速度
有線も無線も安定しています。
ネットワーク速度についてはプロバイダー側が追いついていない印象であまり変化はありませんでした。ここについては想定内です。
想定外だったのは、反応速度が体感的に速くなったことです。以前のルータの際は少し詰まるように、反応速度が遅かったので、そこが改善されたようです。
やはりこれはスペックの高さの恩恵なのではないかと感じています。
安定性
正直ここが最大のポイントです。
我が家では下記のデバイスを接続しており、絶対に複数台のデバイスが常時接続している状態です。
- テレビ( 宅外視聴や4Kコンテンツのストリーミングでインターネットを使用)
- レコーダー(宅外視聴)
- NAS
- LINE Clova WAVE(AIスピーカー)
- Goole Home(AIスピーカー)
- 自作デスクトップパソコン
- MacBook Pro
- プリンター
- iPhone X
- iPhone 7 Plus
- Galaxy S8+
- HUAWEI MediaPad M5
- Nintendo Switch
この状態なのでスペックの低い無線LANルータを使用すると不安定になってしまうことがあります。少なくともNEC Aterm WG2600HPは接続機器の台数を増やした最近、かなり不安定になった感覚でした。毎日フリーズして再起動が必要な状態なので、もう使い物にならないですね。
その点、AC5400は非常に安定しています。管理画面からCPUとRAMの使用率を確認出来ますが、まだまだ余裕という感じです。すごい!
アンテナ性能
無線がどこまで届くのか、気になる方も多いはずです。ここに関しては意外と普通でした。NEC Aterm WG2600HPより少しマシになったかな…という程度で、寝室ではiPhoneのWi-Fiが2/3本結果でした。
55㎡の2LDKで鉄筋コンクリートのマンションです。
それぞれの場所でのネットワークの速度は下記の通りでした。(記号は上図の位置、左がダウンロード、右がアップロード)
- A:129Mbps、289Mbps
- B:153Mbps、278Mbps
- C:122Mbps、276Mbps
- D:81.5Mbps、286Mbps
8本のアンテナは電波を強くするためではなく接続機器が増えても安定させるための物なのかもしれないですね。
総評
満足度は非常に高いです。
今のところ気になるポイントもなく快適に使えています。
気になるポイントがなく快適な状態というのはネットワーク機器に対して求める一番のポイントですね。
今後、さらにAIスピーカーやロボット掃除機、Wi-Fi搭載洗濯機・調理器具などネットワークに接続するデバイスを増やしていく予定ですし、そういう方が多いはずです。
無線LANルーターの買い替えを検討される際はぜひ電波や速度だけではなく、接続機器が増えた際にも安定して速度が出るのかといった観点でも選んでみてください。